質問と回答「なぜペンチャンを先に捨てるの?」

麻雀教室の受講者から、こんなご質問をいただきました。

「ペンチャンはカンチャンより先に切った方が良いと教えてもらいました。でも、ペンチャンもカンチャンもどちらも待ちは1枚しか無いので、価値は同じではないかと素朴に思いました。なぜ先にペンチャンを捨てるのでしょう?」

回答:
おっしゃるとおりペンチャンもカンチャンも待ちは1枚で同じですよね。リーチをかけて待つだけならご指摘のとおりどちらも条件は変わりません。ただ、もう少し待ち枚数が増えるような手替わりを期待したいという場合は、カンチャンを優先して持っていた方が得です。
何故なら、ペンチャンは1回のツモで両面待ちに変わることはなく、シュンツの完成を待つのみです。それに比べてカンチャンは、シュンツが完成する以外に、条件の良い両面待ちに即座に変わる可能性を秘めているからです。
ただし、手替わりを期待して待つのはその時の状況次第であり、ペンチャンでアタリ牌が出るのを待つ方が良いケースもありますから、今後もいろいろ考えながらゲームを楽しんでいきましょう。
それにしても、こうしたご質問が出ること自体、大きく成長された証だと思います。